ローマのコロシアムでは奴隷がテントを使っていました│テント販売の業者はイベントテント.jp
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コロシアムに関するテント話
ローマのコロシアムに行った時の話です。ヨーロッパは大きな町から小さな町まで、良い意味でいちいち歴史や文化、美術が素晴らしいので大好きなんですが、ローマは街全体が既に壮大な芸術作品です。
ローマの街の中にあるヴァチカン市国のサンピエトロ寺院の美しさに衝撃を受けた後、コロシアムに行きました。スタジアム風に言ったらアリーナを歩けるのですが、少し冷たい風を頬に浴びながら何千年も前の世界を空想していると、本当に独特の時間の流れを体中で感じる事が出来ます。
円形競技場の観客席の屋根の部分が開閉式の屋根で出来ていたという事をポンペイの街の壁画が記録しているのですが、開閉式の屋根幕用支柱が見受けられ、奴隷がこのテントの屋根を操作したと言われています。
煌びやかな貴族達で埋め尽くされた大観衆の中、歓声と狂気の狭間で命をかけて戦った奴隷達。その絵画のような光景の頭上にはいつもテントが広がっていたんですね。
いつの時代もテントは過ぎ去る一瞬の空間を創造出来る、素敵なアイテムですね。
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